日刊ドンキーinfo

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イングレスと地域格差と出稼ぎ労働者

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ドラクエ9の時は東京に住んでて、地元仙台に帰郷したときにすれ違い格差を感じていた。ぜんぜん鍵もらえねぇーーーー!!*1ってね。

 

いまは、仙台に住んでいるので、今度はイングレスで地域格差を感じている。

 

 

イングレスとは

大雑把に言うと、(スマフォからみた)リアルな世界の陣取りゲームだね!青チームと緑チームに分かれての、指定されたポイントを奪ったり取られたり、そのポイントをうまく繋いで陣地をとるゲーム!

詳しくはこちらを

d.hatena.ne.jp

 

 

 

僕がイングレスを始めるまでの流れ

去年か一昨年か…話題になった時に即ダウンロードしたんだけど、日本語化してないし、メディアとかいうイベントリ(アイテム)で動画再生されたおねぇちゃんたちが全員外人で英語喋ってるしで、「意味わかんねぇ…」ってことで、英語苦手な僕は即挫折してました。

しかし、ポケモンGOに備えて、イングレスをちゃんとやってみようと初めてみました。

 

 

レベル2までの道のり

この陣取りゲーム、理解してないとほんと面倒。普通のゲーム…例えばドラクエとかなら、オープニングとかを含めてもレベル2になるのに、起動してから15分ぐらいで敵と戦えば、テッテケテケッテー♪って、レベル2に簡単になれると思うんだけど、このイングレス…場所によっては、1日掛かってもレベルが2*2になりません。

 

僕の場合、レベル2になるのに…13日ほどかかっちゃいました!

 

 

なんでそんなにかかったのか!って?ハックという敵陣地(以下、敵ポータル)をハッキングすることでしか、経験値(AP)が獲得できないと思ってたからだよ!一度のハックで、100AP!

 

しかも、僕の住む地域は田舎、仙台駅から30-40分進んだら敵ポータルも味方ポータルもそれはそれは少ないのです。

もちろん、各種公園とかにポータル貼られてたりするのですけど、そんな随時できるわけもなく…13日もかかったというわけだ。

 

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祝!レベル3までの道のり

 レベル3までは5日ほどでたどり着きました!レベル3*3をいじることをやめていたけど、ハック以外も操作する気が出てきて、MOD(味方ポータル強化)とかデプロイ(味方ポータル維持装置)とか意味がわかってきたのさ!

 

そしたら、上がりやすくなった!というわけじゃなく…地元はすでに高レベルのイングレスユーザーが動いていて、初心者の僕は、MODもデプロイもなかなか使えなかった。

味方ユーザーが敵ポータルをとったときのおこぼれをもらう、ハイエナみたいなことをしてたわけさ!

 

ハイエナ最高!

 

 

 

そこで、ハイエナ稼業を営みつつ、久々に所要で仙台駅前に向かって、そういやこの辺イングレスどうなってんのかな?って、イングレスを開いてみれば…あら驚き!!

 

なにこのポータルの数!!

 

緑と青がひしめき合ってるし、1時間そこそこの間にすげー陣地の取り合い!!

 

低レベルの僕でも、MODもデプロイもリンクたくさんできるじゃん!

 

 

そこでずがん!とAPをゲットした僕は簡単にレベル3になれました。

しかし、再びレベル4への道のりはレベル3の2.5倍…7万APが必要なので再び絶望している…

 

 

地元にいるだけだと何日かかるんだ

 

 

 

ゲームから感じた地域格差と出稼ぎ労働者

そう。 この問題は、現実の世界でも起こっている問題。単に僕が自覚してなかっただけで、昔から言われていた。

自分で体験してヒシヒシと感じる…。

 

仕事上は、別に地元で就職してもなんも働いているときは問題なかったりする。

そう。ある程度は問題ないことのほうが多いのだ。いまの世の中、電波がありとあらゆるところに飛ばされて、ネットワークでつながっている。

まだ東京で消耗しているの?という言葉もどこかで聞いたことがある。

 

しかし、未経験者が稼ぐなら圧倒的に田舎より都市部だ!経験者であっても、体験したいことが多いのは、都市部で人がひしめき合いIT業界しか知らないが、四六時中「勉強会」というのが知らない間で行われて、進化スピードが違う。つまり、チャンスの数も変わってくる。

 

低レベルユーザーがいきなり田舎で稼ぐなんてある程度の頭の良さと運と行動力がないと無理だろう。

 

無論、都市部と田舎でもネットワークはつながっているものの、リアルワールドでの人の動き…ネットワークで繋がっているにも関わらず、情報の伝達速度に違いがでてくる。

ありとあらゆることが都市部につながり、うまいものは都市部でも食えて、休日に遊ぶなんてことも都市部ではざらにイベントという形でやっている(仙台はそんなにないけど)。

 

凡人の僕が、イングレスでサクサクとレベルを上げるにはそう…田舎から出稼ぎ労働者のごとく、30-40分ほどかけて都市部に行くしかないのだ。すでに地元の大企業(高レベルイングレスユーザー)がポータルを保持し、ブルーオーシャンレッドオーシャンで輝きを見つけることも、大企業と仲良くしてAPをいただくようなコミュニケーション能力の拙いクソ凡人の僕は…友達が少ない…仲間がいない…なんてクソ凡人の低レベルな奴は、せめて時間とガソリンを使って、都市部で稼ぐしかない!

 

 

田舎にいないで、都市部にでてこいと言わんとしているようなポータル格差…

 

 

いや…

 

 

これが地域格差だ!!!

 

 

東京にいる人間は、それだけで夏場という地獄と駅のくせぇこと、ゴキブリが闊歩している住宅地を除けば!!なんという恵まれすぎてる環境なのだろうか。賃貸は場所による。

※よく東京は物価高いなんて言われてますけど、仙台も高いです。野菜とか

 

 

これが地域格差と言わんでなんといえばいいのか。

 

 

 

まとめ

リアル世界は高齢化社会で子供が少ない状態になっているが、ゲームの世界でもユーザーが減少した場合、同様の状態になるのだろう。地方に老人こと高レベルユーザーばかりの状態。

なるほど…イングレス…大規模社会実験とは、なんのことを言っているかと全くわかっていなかったが、そいうことか。

 

 …というか自分的には、ポケモンGOですよ!クソ真面目なことを考えたけど、ポケモンGOは大丈夫なのだろうか…。

それこそ、田舎でしか手に入らないポケモンとかを作って地域活性化を推し進めるのだろうか。テストユーザーに参加できてたらいいなぁ!

 

 

 

日本の縮図をイングレスでみた。

 

 

*1:鍵…異世界に旅をするために必要な道具

*2:2500AP必要

*3:になるには、レベル2の7倍のAPが必要なわけだけど、レベル2になる前は、英語のおねえさんの動画((アダルトではない